初のキャリアアドバイザーとの面談で書類選考通過率『5%』の厳しい現実を知った私に、リクルートエージェントから突如驚きのメールが届きました!
それは企業担当者からの「面接確約オファー」という1通のメールでした。
「面接確約」という願ってもいないチャンスをGETし、初の企業との面接に挑むこととなりました。
目次
面接確約、プレミアムオファーとは
プレミアムオファーとは、登録している情報を基に、リクルートエージェントの企業担当が判断して、書類選考免除で面接が確約されるという制度です。
しかもその面接は『最終面接』
つまり1回の面接をパスすれば、採用決定!!という嬉しい内容でした。
リクルートエージェントからの求人を見る限り、現職と同じアウトソーシングとしてお客様先で事務職を行い、SV(スーパーバイザ-)としてスタッフをとりまとめるという内容でした。
直近の業務と働き方が似ていたので、即戦力になるかもしれないと面接確約のプレミアムオファーが届いたのだと思います。
本音を言うと、アウトソーシング業務には就きたくなかったのですが、書類通過率が5%と聞いた矢先だったので、いきなり面接にたどり着くのであれば、チャレンジしてみたいと思いました。
しかしその条件は、2月の時点で
★★3・4月入社可能な方限定★★というもので、秋から働きたいと思っている私には、早すぎるタイミングです。
補足として、「5月以降入社でも応募は可能、ただし面接は通常通り2回の選考がある」と書かれていたので、チャンスはありかも?!とかすかな望みがありました。
期間限定のプレミアムオファーは期間外でも受けることができるのか?
善は急げ‼ということで、サポート期間は終了していましたが、面談してくれたキャリアアドバイザーへメールで相談することにしました。
キャリアアドバイザーからの返事は、
① 3・4月の入社が難しいのであれば、見送りになる可能性が高い
② 通常求人として受けた場合でも、選考にかかる日数が約1ケ月くらい
内定から1~2カ月後くらいには入社する流れが一般的
つまり、3月に面接を受けたとして、受かった場合は4月に内定をもらい、5月~6月には入社しなければいけない③ 上記①②を踏まえて、ダメ元くらいの気持ちで受けてみて、面接の時に「入社がかなり後になるがこのまま選考して頂けるか」と聞いてみてはどうか
要するに、受けても採用となる確率は低いですよ・・・という答えです。
それでも面接の練習になるので、応募してみることにしました。
早速メールをいただいた企業担当の方へ連絡して、新たな専任のキャリアアドバイザーが就くことになりました。
面接までに行う事前準備
面接への応募は、リクルートエージェントから企業へ履歴書と職務経歴書を送った段階で、正式に選考が進みます。
改めてキャリアアドバイザーと面談を行い、履歴書と職務経歴書の精査をしてもらいました。
作成した書類は特に問題ないということで、リクルートエージェントから応募してもらい、面接の日程調整に入りました。
転職エージェントから送られてきた資料の確認
応募後にリクルートエージェントからは面接前の準備として、いくつか資料が送られてきました。
■応募した企業の就業情報の説明メール
・体制やキャリアパス、働き方のQ&A
・業務を遂行していく環境やステップアップについての概要
・キャリアアドバイザーとして活躍していた方が、自分の転職時の話も織り交ぜ、面接を受ける際のスタンスや考え方、具体的な面接シナリオ作成の方法など解説
・(応募企業)業務説明動画
・(リクルートエージェント)応募企業の事業内容や選考におけるポイント
・面接の質問事項はマネジメントに関する質問がメイン(約15項目)
・入社後求められるタイプ、人物像
過去の面接質問事項に答えるためには「キャリアの棚卸し」が必要
質問事項について答えるためには、今までの自分の経験や職務を思い出し、言葉・文章にまとめる必要があります。
その作業がいわゆる「キャリアの棚卸し」です。
リクルートエージェントがまとめてくれた資料の質問事例の一部抜粋です。
【質問事項例】
・マネジメント業務とはどのようなものとイメージしているか?
・なぜSV(スーパーバイザー)職に興味を持っているのか?
・自分の強み及び弱み(何を活かせるのか?)
・これまでにどんな壁にぶつかった事があるか?それをどのように乗り越えたか?
・人と関わる仕事がしたい理由は何か?
普段上記のようなことをじっくり考えたことがなかったので、1つの質問に対して答えを出すことにとても時間がかかってしまいました。
さらに、面接官にプラスの印象を与える文章としてまとめていく作業は、容易ではありませんでした。
今回受ける企業への対策としての棚卸し作業ですが、本格的に転職活動を開始する時にはいずれやるべきことなので、早いタイミングで取り組むことができ、応募してよかったと思っています。
企業の研究と自分の経験のすり合わせ
事前準備として、応募した企業のことを知ることも大切です。
転職サイトの求人内容だけでは面接に取り組むには情報が少ないので、企業のことを知るためには、自分で情報を収集して企業が求める人物像と自分の今までの経験や職歴の接点を見つけることがアピールポイントになります。
※面接向上セミナー動画で勉強しました!!
企業のHPを見つけ、掲げるミッションやビジネスモデル、社員の能力を伸ばす仕組み作りや実際に働いている方のインタビューを読んで、「接点」を見つける作業を行いました。
オンライン面談に備える
コロナ禍でオンライン化が進む中、キャリアアドバイザーとの面談もオンラインでしたが、初の面接もオンラインで行われるということでした。
対面の方が自分の良さを伝えられるのに‼という謎の言い訳を並べつつ・・・(^_^;)
オンライン面談を受けるための事前準備と心構えを確認しました。
■事前準備
・招待されたツールの使い方
・ツールのインストール (スマホなど必要な場合)
・URLの確認
・画像や音声、カメラの確認
面接では面接官とのやりとりに集中したいので、機器周りのことで慌てることがないように、事前にセッティングや確認はきちんと行いました。
■心構え
対面ではない分、お互いにリアクションや表情が画面では見えづらい・読み取りづらいと思うものなので、相槌も大きくうなずいたり、声も張り気味でしっかりと聞いている姿勢を示すことを意識すること
・・・なるほど、納得です!!
準備して面接に臨んだ結果は…
面接は3月に行われました。
結果から言うと、面接は全くもってうまくいきませんでした(ToT)/~~~
動画や資料を見て、勉強したつもりでしたが、活かされませんでした。
自己紹介から、既にシナリオ通りにスラスラと言葉が出ずに、詰まり気味・・・
しかも、面接官の音声が途切れ途切れで、何度も聞き返す場面があり、最終的にはオンラインはおろか電話面接に切り替わりました。
そんなトラブルがあり緊張MAX💦💦
事前に準備していたことを面接官から質問されたにも関わらず、答えが頭に浮かばず真っ白(@_@;)
やっと話し始められたかと思うと、言葉が詰まってしまったり、話がまとまらずにどんどん思っている内容と違う方向に行ってしまい、自分でも何を言っているのかわからなくなってしまう散々な内容でした。
話がまとまっていない、長い、まわりくどい…面接での3大NG🙅をやってしまった訳です💦
そして結果は・・・
『不採用』
ですよね・・・わかってました・・・わかってたけど落ち込むわぁΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
不採用の理由をヒアリングしてもらいました
リクルートエージェントでは、採用が見送りとなった理由を企業へヒアリングしてくれます。
全ての企業が応えてくれる訳ではありませんが、私が受けた企業からはヒアリングができたようで、フィードバックがありました。
【見送りの理由】
・今までの経験とスキルが企業側の求めるものと若干異なったため
【詳細理由】
・SV経験については、評価していただけたということでしたが、話の長さ・スピード感・OAスキルの点で見送りと判断されたようです。
面接を受けている段階で、準備していたことが全く話せず、話がまとまらずに自分でも「長い‼︎」と感じていましたので、当然の結果だと受け止めています。
面接の中で、OAスキルのできるできないを質問されて、「できません」と答えたスキルは半分くらいあり、こりゃダメでしょ!とこの時点でわかっていました。
初めての面接を受けてみてわかった反省点
不採用になった理由を聞くのはわかっていたこととはいえ、辛いものでしたが、反省点が見えてきました。
①準備の段階で、過去の質問事例の答えをまとめることに大半の時間を使ってしまい、声を出して練習しなかった
②何度も心の中で読み返したり、見ながらブツブツ呪文のように唱えたり、まさに丸暗記しようとしていた
その結果、本番では自分の言葉が出てこない状況になってしまいました。
文章を暗記するのではなく、自分がどう思っているのか?どういった経験があったのか?
自分の想いや考え・今までの経験をエピソードとして語れるようにポイントを絞ってまとめておく必要がありました。
ただ、箇条書きだと、話す言葉が咄嗟に出てこなかったり、文章がまとまらない可能性もあるので、ある程度文章化してまとめる必要もあると思います。
難しいですね・・・(^_^;)
今回大切なことだと思ったのは、声に出して練習するということ!!
いざ声に出して言おうとすると、言葉が詰まってしまったり、出てこないものなんだということが、よーくわかりました。
初めての面接は散々な結果となり、自信を失いかけましたが、転職活動は始まったばかり。
気持ちを切り替えて、予行演習ができたと前向きに捉え、進みます!!
<つづく>
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに(^.^)/~~~
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