最終選考ではCEOとの面接前にリファレンスチェックを経験しました

伊豆バカテル公園,入口 転職活動

念願の1次面接に通過し、CEOとの最終面接と並行して『リファレンスチェック』となるものを受けてくださいと人事担当の方からメールが届きました。

初めて聞いた『リファレンスチェック』というワード。
人事担当の方からの説明によると、職務経歴書とは違う角度で、私が入社したらどのように活躍できるか?経験や強み・仕事の進め方などを客観的にお伺いするものですとのこと。

今回は
・リファレンスチェックとは何か?
・実際の体験談について

まとめてみたいと思います。

リファレンスチェックとは??

リファレンスチェックを受けてくださいと言われても、『リファレンスチェック』とはなんぞや?という状態で、まったく知らなかったので、早速検索してみました。

・「Reference Check」・・・経歴紹介や身元照会という意味

・採用企業が候補者の前職での仕事ぶりや人物像などの評価について、第三者に確認する方法

採用活動の過程で、候補者の前職での働きぶりや人柄について、候補者とこれまで一緒に仕事をしてきた第三者(上司、同僚、後輩など)から職歴や実績、人間性などをヒアリングして採用の判断材料にするという訳です。

多くの外資系企業で、採用を判断するために不足している情報を得るプロセスとして取り入れられ、近年では日経企業でも求める企業が増えているそうです。

つまり、候補者である私が提出した履歴書や職務経歴書または面接での発言が信憑性があるものかどうか、第三者からの証言と照らし合わせて検証するため、または職務能力や人間性を深堀りするために企業が取り入れている確認手段と言えます。

 

企業がリファレンスチェックを行う理由

まずは、自分がリファレンスチェックされる候補者として、企業側がどういう理由でわざわざ手間や費用をかけて、リファレンスチェックを行うのか?どんなメリットがあるのか?知っておかなかればいけません。

スキルや経験のギャップを未然に防ぐ

■どの程度のスキルがあるのか、本人からの申告だけではなく、他者からの客観的な情報が得られることで細かいギャップを埋めることが可能

■スキルの質問では、一緒に働いた第三者にしかわからない長所・短所やマネジメント能力などを確認する

■入社した後に、求めていたスキルが不足していたといったミスマッチの軽減が目的

人柄や働き方などを詳細に把握することができる

■面接時間は限られていて、長所や短所、職務遂行能力を候補者本人が正しく認識し、説明できるとは限らない
→履歴書・職務経歴書などの選考書類や面接で知ることができない情報を得たい

■面接で確認できなかった人柄や働き方の確認ができる

■不足した情報について、リファレンスチェックで客観的な回答が得ることができる

■一緒に働いたことのある第三者から実際の働きぶりや人物像などを聞くことで、自社のカルチャーとフィットするか、求めるスキル・人物像と合致してるかを更に深堀して判断できるため、ミスマッチの軽減が期待できる

■コミュニケーション能力やどのような性格かを関係性のある第三者に確認することで、面接の限られた時間ではわからない人物像を知ることができ、自社のカルチャーと合っているか確認できる

応募者が申告していない事柄を発見できる

■在職中に休職などがあった場合やなにか問題を起こしていた場合、求職者側からすると履歴書には書きにくく申告していない可能性もある
また、書類や面接において、候補者が経歴・職歴などを誇張・虚偽をして申告することがある
→採用する企業側としては事前に把握して判断材料にしたい

■応募者が申告、提供していない情報を確認することや申告情報に虚偽がないか、コンプライアンスリスクがないか、一緒に働いたことがある人に確認することで、事前に検知する事が可能

■勤務関連での質問では、在籍期間の確認や実績などの書類や面接の内容に虚偽がないか確認を行う

推薦者へのリファレンスチェック質問内容

私は推薦者にリファレンスチェックをお願いする立場なので、どれほどのボリュームで、どんな質問をされたのか?まったくわかりません。

どんな質問されたのかなぁ??
さらには、どんな風に答えてくれたのかなぁ??
と気になるところですが・・・

そんなこと答える側からしたら、「言えるわけないだろ~~~!!」という感じだと思うので、もちろん聞いていません(笑)

そこで、リファレンスチェックサービスを行っている会社の記事を検索すると、代表的な質問内容が抜粋されていました。

職務能力(スキル)

・長所・短所(強み・弱み)はなんですか?

・問題解決能力・意思決定能力はありましたか?

・どのような環境だと採用候補者は一番成果を出せると思いますか?

・リーダーシップはありましたか?

・<部下がいた場合>部下の教育はできていましたか

人物像

・候補は者とはどのような関係でしたか?

・周囲とのコミュニケーションはどうでしたか?

・仕事を進めるうえで、個人とチームどちらが合っていますか?

・ストレス耐性・メンタル面に懸念事項はありますか?

・主な実績にはどのようなものがありますか?

・ひと言でいえばどのような人物ですか?

・また一緒に働きたいと思いますか?

勤怠関連

・在籍期間の確認

・役職・仕事内容・実績の確認

・遅刻欠勤が多くありませんでしたか?

・セクハラやパワハラなどのトラブルはなかったですか?

上記以外にも多くの質問が用意されていると思いますが、おそらく全て答えるにはとても時間や手間もかかったと思います。

改めて推薦者として引き受けてくれた人達への感謝の気持ちが湧いてきます<(_ _)>

 

推薦者(上司・同僚・部下)を決める!!

何といっても、回答期限が1週間しかないというタイトスケジュールなので、少しでも早くお願いしないといけない💦と焦りました。

企業から依頼されている条件は、<上司・同僚・後輩>から各1名ずつから答えてもらうこと。
もちろん誰にお願いするかは私自身が選択できます。

誰にお願いしようか・・・?

誰でもいい訳ではありません。

私が転職活動をしていることを事前に話をしていて、応援してくれる人が条件となります。

転職活動をしていることを知っているのは、限られています。

今回の転職のきっかけをくれた上司・・・??

いや、それは絶対ない!!

そもそも私のことを理解してくれていたら、転職しようなんて思わなかったし、考え方も合わなくて、正直言って嫌いだったので、絶対にお願いしたくない(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾…と思いました。

職場で私の転職のことを知っている人はごく一部の人だけでしたし、お願いするならこの人!!とすでに心は決まっていました。

 

推薦者<上司>

上司としてお願いしたのは、年下で社歴でいったら私より後輩ですが、兼任していた部署での上司SVのTさん。
(というか、私より職歴長い人なんてほぼ皆無・・・社長くらいしかいない(^^;;)

彼女にはかなり早い段階で転職のことを相談をしていました。
実は彼女のほうが先に、会社を辞めて転職したい!と私に相談してきたくらい、お互い転職したいという気持ちがあった同志でした。

私は上司との面談で、この先ずっとこの会社で働いていくのは嫌だ!と一気に退職へと気持ちが固まり、本気で転職活動を始めたのですが、Tさんは直属のユニット長からの説得などで、もうしばらく頑張ってみることにしたようでした。

本当ならば、私が辞めるのを説得しなくてはいけない立場だし、一緒に残って欲しいと思っているのはわかっていたので、心苦しかったのですが、上司としてお願いできるのは彼女しかいない!と思い、相談しました。

Tさんは快く引き受けてくれました(T_T)
でも「ユニット長やその他の人には、私が協力したことは言わないでください!!
私、殺されます・・・」と言っていました(笑)

推薦者<同僚>

同僚は、同じ拠点でリーダーとしてともに頑張ってきて、現在育児休暇中のHさん。

彼女もSVに昇格しましたが、実質一緒に拠点リーダーとして共に頑張ってきた同志なので、同僚の立場として私のことを客観的に答えてほしいと思い、お願いしました。

子供が生まれたばかりでだったので、もしできたらでいいんだけど・・・と相談したら、「なんでも言って~協力するよ!!」と引き受けてくれました。

推薦者<後輩>

5年前くらいに新人で入社してきたころからずっと見守ってきて、大切な後輩Tさん。

彼女は理解度も高く、仕事ができる子だったので、同僚Hさんとタッグを組んで、いずれはリーダーになるように指導してきました。

最初は「リーダーなんてやりたくない!無理です!!」と言っていたTさんでしたが、今では頼もしく成長し、私が辞めた今でもしっかりとリーダーとして頑張ってくれています。

一緒に拠点のスタッフ管理や客先対応をしていたので、私が辞めたら1番影響が大きく、負担がのしかかるのは彼女でした。

それでもリファレンスチェックをお願いすると、「もちろん協力しますよ!!」と引き受けてくれました。

 

3人のおかげで無事にリファレンスが完了しました!

上司・同僚・後輩としてお願いした3人はみんな嫌な顔1つせず、協力する!!と言ってくれて、本当に感謝感激でした。

1週間しか時間がなく、内容的にもボリュームがあり厳しかったと思いますが、行きたい会社でしたし、最終面接に進みたかったので、無理なお願いをしました。

リファレンスチェックの運営事務局から『すべての推薦者様の回答が完了しました』と報告メールが届き、無事にリファレンスチェックを終えることができました!

おかげさまで最終面接へと進むことができたので、きっと3人は私のことを褒めちぎってくれたに違いない!!~と思っています。

上司Tさんからは、「内定決まったら、それは私のおかげですからね〜〜〜」と言われていました╰(*´︶`*)╯♡

 

リファレンスチェックを受けた感想

リファレンスチェックを受けた感想は、私にはお願いできる人がいて、本当にありがたいという一言に尽きます。

今回の転職で初めてリファレンスチェックのことを知りましたが、私の周りには信頼できて、大切に想ってくれる仲間がいるということを再認識できたことはとてもありがたい経験でした。

依頼を受けてくれた人はみんなそれぞれ毎日忙しい中、私のために時間と手間をさいてくれて、私の転職がうまくいくなら・・・と引き受けてくれました。

本当にありがたいと思います。
この場を借りて、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

『あ り が と う♡』

そして、リファレンスチェックをお願いできるような人間関係を構築できていたこと、信頼してもらえる業務遂行ができていたこと、そんな自分のことも褒めてあげたいと思います。

この後、リファレンスチェックを終えてCEOとの最終面接を迎えるのですが、
その話はまた・・・続きます。

<つづく>

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに(^.^)/~~~

 

Aya
Aya

『ひまわりさんの毎日』管理人のAyaです。
毎日明るく楽しく過ごすため、新しいことに挑戦することをモットーにしています。

最近の挑戦は、転職活動を始めて、新しい会社に転職することができたこと!!!
山あり谷ありで(ほとんどは谷でした…)落ち込むこともたくさんありましたが、最終的には理想の会社に出会い、転職することができたご縁に感謝しています。

日々の暮らしでは、ナチュラルな生活をするよう心がけています。
クレイセラピーやハーブなどの自然の素材が好きで、スキンケアもお肌に優しくナチュラルなものを探しています。

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