今回は応募する職種を見直して「カスタマーサポート」に着目し、大本命の会社を発見!そして2次面接を受けることになったストーリーです。
カスタマーサポート業務も今では電話だけではなく、メールやチャットが主流になっていることを知り、ここでも時代の変化を感じます。
新卒で入社した会社で配属された部署で担当していた「カスタマーサポート」
まったくの未経験よりも、ブランクがあるにせよ経験がある業種のほうが書類選考にも有利だし、自己アピールもしやすいと思ったからです。
その結果、カスタマーサポートの求人で、2社書類選考を通過しました。
目次
企業探しは転職サイト+Wantedlyで情報量を増やす
2回目の面接で、掲げる理念やミッションに共感できる会社へ転職したいという気持ちが大きくなり、転職サイトからの求人情報で気になった企業は、次のステップとしてWantedlyに掲載されているか検索するのがルーティーンとなりました。
Wantedlyはスタートアップや中小企業を中心に4.3万社以上が導入していると言われていて、それぞれ志を持って起業し、理念や価値観を共有できる仲間をこのビジネスSNSで探しています。
その膨大な数の中から自分とマッチする会社を探すのは大変な作業です。
私の場合はリクルートエージェント・doda・リクナビなどの転職サイトから求人が届いて興味を持った企業が掲載しているか?検索する使い方なので、探す時間も短くて、すぐに知りたい情報が得られたので、とても重宝しました。
基本的にWantedlyはスタートアップやベンチャー企業が多いので、掲載されていれば情報がGETできてラッキー!!というスタンスで探していました。
面接を受けた2社目の企業から利用するようになりましたが、私が応募した企業のうち約10社はWantedlyにも掲載があり、参考にさせていただきました。
応募する業種としてカスタマーサポートを見直す
この段階で応募していた業種を大きくわけると以下の4つになります。
■イケメンエージェントのお勧め
・不動産リーシング関係
・マネージャー業務
■現役バリバリ、しかも20年の実績あり
・アウトソーシング業務
(マネージャー業務含む)
■新卒+派遣で経験のある
・カスタマーサポート関連
その中でも特に「カスタマーサポート」の求人に関心が高まり、応募することが増えてきました。
やはり未経験の職種では書類選考通過は厳しいと実感したからです。
新卒で約5年+派遣で約2年間、電話でのカスタマーサポートの業務を経験し、20年以上昔の話とは言え、経験はあるので目に止めてもらえる確率が上がるはずです。
当時はお客様との電話対応に疲れたことが退職した理由の1つでもあったため、転職活動においては避けていましたが、調べていくうちに、ここにも時代の変化が如実に表れていると感じ、カスタマーサポートの仕事についてもっと知りたくなりました。
カスタマーサポートも時代とともに働き方が変わる
私が新卒で配属された部署は、申込検討中の方や既存会員の方、解約を検討している方まで、ありとあらゆる問合せが入るお客様窓口で、電話でのお問合せ対応でした。
現在はインターネットの普及により、メールやチャットでの問い合わせが主流となり、さらに近年では人力だけではなく、チャットボットなどのAI機能を導入している企業も増えています。
しかも、お客様からの疑問や質問に答えるだけではなく、能動的に企業側からサービスをアピールして顧客のニーズや要望を引き出したり、新規顧客に自社サービスの使い方や活用方法を理解してもらうように支援する「カスタマーサクセス」というポジションも重要視されています。
私が所属していた時代は、電話で問い合わせがあったお客様からの質問内容を把握し、手続き案内、サービス内のご案内、担当部署へ電話転送など…適切な対応を行うことが主な業務でした。
20年以上も時が経っていれば、ビジネスモデルが変わり、提供するサービスの形も変わります。
今では単に商品を売って終わりではなく、SaaSやサブスクリプションといったお客様に継続的に使い続けてもらうことが重要なサービスが増えてきて、「カスタマーサクセス」という私の時代にはなかった新しい概念が生まれていました。
SaaSとは?
「Software as a Service」の略称
従来はパッケージ製品として提供していたソフトウェアをインターネット
上で提供するサービスのことを指します。
■Zoom(Web会議)
■Sansan(名刺管理)
■Free(会計業務)
など、今ではビジネスシーンで日常的に使っているサービスが多いですね。
カスタマーサクセスという役割はユーザーとの距離が近く、ユーザーの声を直に活かせるポジションなので興味がありましたが、ここは過去の職歴を活かして、カスタマーサポートでの応募を検討しました。
カスタマーサポート業務に応募し、 1次面接を受けることになりました
リクルートエージェントからカスタマーサポート業務の求人があり応募したところ、書類選考を通過しました。
応募してみたいと思った理由は、小規模ではありますが、社長の自社製品や会社立ち上げに対する想い、社員の意見を尊重する考え方、ニッチな分野で目のつけどころがおもしろい、ベンチャーでこれからの成長が期待できる、やりたいことに手を挙げればチャレンジできる環境でスキルアップができそうという点でした。
企業のことを知る=自分との接点を探す作業
応募を検討するにあたっては、ミッションやビジョン、雰囲気や働き方などを知る必要があり、会社のHPやWantedlyだけでは情報が足りず、この際どんな些細なことでもいいでしょ!と、他社のユーザーインタビューの記事を探したりと情報を集めるのに必死でした。
企業のことを知ることは、転職活動において最も重視する必要があると個人的には思っています。
その理由は<第1~第3ステップ>の場面で自分との接点を探すことが、マストなことだと思うからです。
<第1ステップ>応募する企業探し
会社の理念・ミッション・方向性・価値観・働き方などを知って共感できることを探す
<第2ステップ>履歴書や職務経歴書の作成
特に志望動機や自己PRなどで、企業が求める人材としての自己アピールができるか
また、〇〇だから御社で働きたい!!という理由付けが必要
<第3ステップ>面接対策
第2ステップの書類作成と同様に、企業に自己アピールするための事前準備
会社の求めることと自分ができることの共通点を見つけて、どうやってアピールできるかが肝!!
これらの作業は、企業ごとに書類作成や面接準備を考えなくてはいけませんが、基本的なフォーマット(経歴や職歴など)は変わらないので、すべていちから考え直すほどの時間や労力はかかりません。
ここは手を抜かずに、取り組みます。
特に面接を受ける企業については、何度も会社のHPやWantedlyの記事を読み、入社してから自分に何ができるのか、逆質問は何を聞けばいいのか?…など、面接での受け答えの準備に時間を費やしました。
【3社目】面接を受ける直前に企業への印象が変わってしまいました
面接前の準備として、毎日面接を受ける企業のHPやWantdlyを熟読していた私ですが、面接の直前にWantedlyの記事が変わっていることに気づきました。
私の個人的な感覚としては、新しい投稿記事は固いイメージに変わっていて、温かみのある会社という印象が薄れていました。
オンライン面接当日は、Wantedlyのインタビュー記事に掲載されていた方が面接官だったので、勝手に親しみを持ってしまい、「Wantedlyの記事を拝見しました」と伝えましたが、軽くかわされました(T_T)
面接は静かに進み、私の答えに対してもあまり興味は湧かなかったのだろうなーと悟りました。(T_T)(T_T)(T_T)
面接官の方の使命は、応募者が会社に合う人材なのかを見極めなくてはいけないので、冷静な対応は当然のことだと思いますが、重たい空気に息が詰まりそうでした。
面接終了後は、「やっと終わった・・・」と疲労困憊でした(^_^;)
結果は当然不採用でしたが、ご縁がなかったとすぐに気持ちを切り替えることができました。
リクナビネクストから届いた「企業からのオファー」の求人に応募する
3社目の面接で気持ちをすぐに切り替えられたのは、リクナビネクストでも平行して応募していた企業から、一次面接の連絡があったからというのが大きかったと思います。
リクナビネクストの仕組み
リクナビはリクルートエージェントとは違って、エージェントがついてくれるわけではなく、条件などを予め登録してマッチした求人がメールで届いたり、自分で検索して条件に合う企業を探す転職サイトです。
検索して気になる企業があったら、「気になる」と保存しておくと、企業から面接確約のお知らせが届いたり、企業からの積極的に検討いただきたい求人のオファーメールが届くことがあります。
企業からのオファーはタクシードライバーなど未経験の業種ばかり来る?
特に「気になる」で保存しなくても、求人掲載企業が設定した検索条件と私の登録情報が合致した場合に、【応募しませんか?】【面接に来ませんか?】など企業からのオファーメールが届くことがあります。
既にリクナビから【応募しませんか?】とメールが届いた企業に応募し、書類選考を通過し、適正検査とタイピングテストを受けましたが、面接まで到達できず不採用になった経験があります。
ただ、このオファーメールの多くはタクシードライバーの募集、生命保険や不動産の営業など、今までの経歴に書いていない職種も多く、登録している人全員に送っているのでは?と疑わしく思えたり、本当に私の職歴見た?と言いたくなるものがほとんどでした。
オファーメールの中にカスタマーサポートの求人が来ていたのに、スルーしそうになった話
先にネタバレしてしまうと、実は内定をもらって現在働いている会社は、このリクナビの積極的に検討いただきたい求人として、【応募しませんか?】のオファーメールが届いたのがきっかけでした。
私の職歴とは異なる企業からのオファーが続いていたので、まさか希望していたカスタマーサポートの求人が来ているとは思わずにメールをスルーしていました。
翌日、なぜか急にリクナビのオファーメールのことが気になって見返してみたら・・・
『おや??いつものオファーメールとなにやら様子が違うぞ!!』と慌てて読み返しました。
更に、求人の内容を見る限り、私が待ち望んでいた条件とぴったりで、企業理念やミッションもまさに私の理想とドンピシャ!!
事業内容も今まで見たことがないニッチな商材で、発想がおもしろいと共感することが多すぎて、見つけた時は「なにこれー!!私が探していた会社はこれだわー」と興奮したのを今でも鮮明に覚えています。
心を落ち着かせて、求人概要・企業概要・求人メッセージを改めて読み返し、企業HPを確認して、やっぱりこの会社に応募してみたいと強く思いました。
そして次の瞬間「応募する」をクリックしていました。
書類選考の次は面接ではない!
人事担当者とのメールのやりとりから既に選考が始まっている!!
リクナビから応募した翌日、担当の方から「お話をさせていただきたい」と早速メールが返信されてきました。
このスピード感にも感動しました。
私もすぐに返信して、面接の日程調整に入りました。
リクルートエージェントでは面接希望日を登録すると、担当エージェントが相手企業に確認してくれる流れですが、リクナビは企業担当者と直接やりとりをすることになるため、この連絡のやりとりの時点で、既に選考が始まっているようなものです。
面接の日程調整などの連絡にしても、いろんな角度から見られているんだという意識が必要です!!!
メールはスピード感を持って、遅くとも翌日には返信する!
そして、丁寧な文面にすることを意識し、誤字脱字がないように細心の注意を払いました。
入社後に面接をしたくれたマネージャーから聞いた後日談ですが、実は人事担当者とのメールのやりとりを面接担当者として確認していたようで、私のメールの返信が丁寧で、それもすごく印象がよかったんですよね~とのお言葉をいただきました!!
少なからず、メールのやりとりも内定をもらった要因の1つだったことがわかり、気を配っておいてよかったなぁと心から思いました。
大本命企業との1次面接で本来の自分を発揮できた理由
次のステップは本命の1次面接です。
今まではこの段階で不採用となり、2次面接に進むことができませんでした。
私としては、どうしてもこの会社で働きたい想いが強かったので、今まで以上に緊張してもおかしくはないのですが、頭が真っ白になって何を言っているのかわからなくなることは一度もなく、いい意味で終始リラックスでき、質問に対しても自分の意見をきちんと伝えることができました。
今までの面接と今回の面接では明らかに自分の対応が違ったのですが、いったい何が違ったのか?自分なりに振り返ってみました。
今まで応募した企業ももちろん数ある求人の中から自分で選んで応募したのですが、今回はミッションや企業理念が自分の思い描いていることと見事に合致していて、志望動機や自己PRなど書類作成や面接準備も苦にならずに、スラスラと自分の想いが書きだせたことが大きかったと思います。
面接では今までの職歴や志望動機だけではなく、仕事に対する考え方や想い、何ができるか、何がしたいのか?など入社後についても質問されることが多々あります。
今までは、それがなかなかイメージできなかったというのが正直ありましたが、今回は自然と頭の中に浮かんで、自分の言葉で伝えられたのが良かったのだと思っています。
これはかなり大きな要因だったと思っていますが、面接をしてくれたマネージャーがとても穏やかな優しい雰囲気だったので、緊張せずに本来の自分を発揮できました。
思わず、1次選考通過の返信メールに「本日担当していただいた〇〇様にも大変感謝しております。お伝えいただければ幸いです。」と書いてしまったほど・・・(〃▽〃)
現在も会社でお世話になっておりまして・・・今もなお、感謝の気持ちを忘れた日は1日もありません!(大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当です!!)
面接を終えた直後、今までにない達成感と本来の自分を出せた嬉しさのあまり、旦那さんに「初めて面接で自分を出すことができた(⋈◍>◡<◍)。✧♡」と報告し、喜びを分かち合いました。
この日の面接はまったく疲れませんでした!!
体って正直です(*´∇`*)
オンライン面接も3回目となり、慣れてきたということもあるかと思います。
今までのオンライン面接がこの日の下積みとなったと思えば、すべてありがたいと思えます(笑)
1次面接通過の連絡はこんなにも早いものだと初めて知りました
午前中に面接を終え、当日の夕方に選考の結果のメールが届きました。
「ぜひ次回選考にご参加ください」という嬉しい連絡でした(*☻-☻*)
なんと当日に1次面接合格の連絡をもらえるなんて、ここでも感動し胸がいっぱいになりました。
かと言って、内定をもらった訳ではありません。
次はCEOとの最終面接です。
会社からはCEOとの面接までに取り組む課題を出されていて、入念に面接準備もしておく必要があるので、浮かれてばかりはいられません。
今回で最終回の予定だった転職活動記事ですが、次回に続く運びとなりました。
もう少しお付き合いお願いします(笑)
<つづく>
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに(^.^)/~~~
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